JEITAテープストレージ専門委員会コラム「テープの取り扱いについて」
テープカートリッジを取り扱っているテープメーカーやシステムメーカーには、 ユーザからテープのトラブルに関して多くの問い合わせが入ってきています。それらのトラブルは、ちょっとしたことに注意すれば回避できるものが多くあり、今回はその辺のことをわかりやすくまとめましたので、ご紹介します。
最近のLTOを始めとするテープカートリッジは、以前のテープカートリッジと比べると格段に大容量・高記録密度となっていますので、今までよりは多少気を使って取り扱かっていただきたいというのが、メーカー側の気持ちです。 具体的にいうと、HDDのベアドライブを取り扱うような気持ちで取り扱えば、障害が発生する可能性は非常に低く出来ると思います。 使用・保管環境に関してもう少しラフな表現をすると、皆さんが不快と感じるような環境にテープカートリッジを持ち込まないというふうに覚えていれば大丈夫です。
今回まとめた“データテープカートリッジの取り扱い注意”は、以下の6項目で構成されています。簡単に読めますので、是非一度目を通してください。こんな簡単なことに注意するだけで、テープ運用がずいぶんと安全になります。
1. 使用上の注意
2. 保管環境上の注意
3. 輸送上の注意
4. ラベルの取り扱い
5. クリーニング
6. 落下防止
資料は、以下のURLからアクセスできます。
http://home.jeita.or.jp/is/committee/tech-std/std/com02.html
・データテープカートリッジの取り扱い注意(PDF) (2009年2月作成)
イメーション(株) 西田 博光
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